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EPISODE· 2026年9月9日

#78 救急車に乗れる日、行田にあり

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#78 救急車に乗れる日、行田にあり

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yoi

乗ったことはないんですけど、「呼んだことある?」って聞かれても同じくなくて、なんかこう——いざというとき本当に動けるのか自信ないです。

rio

知識があっても「自分が動いていいのか」って一瞬止まるのが人間だと思うから、体で覚える練習が一番の突破口な気がして——今回のイベントで実際に心肺蘇生法とAEDの指導もあるのは、そこを崩すためにあるんじゃないかな。

yoi

アニメの主人公って知識ゼロでも初見でキレイに胸骨圧迫できるじゃないですか——あれ見るたびに「そうはならんやろ」って思うんですよね、実際は力加減もリズムも全然わからない気がして。

rio

主人公、だいたい一発目から百点だもんね——実際は「強さこれでいい?」「速さは?」って迷ってる間に時間が過ぎる気がして、だから今回みたいに人形で体に染み込ませる場があることが大事なんだと思う。

yoi

学校でも「救急の日」みたいな話を聞いた記憶はあるんですけど、ビデオ見て終わり、みたいな感じで、人形に触ったことは一度もないんですよね。

rio

学校って「教えた実績」は作れても「やれた実感」まで担保するのが難しい構造なのかなと思っていて——だからこそ今回、実際に人形を使った心肺蘇生法の体験指導が用意されてるのは、その穴を埋める意味があると思う。

yoi

「やれた実感」の穴を埋められるとしたら嬉しいんですけど——古代蓮の里って来る人がある程度決まってる気もして、そもそも救急に興味ない人にどう届くんだろうってのが正直なところで。

rio

むしろ「救急に興味ない人が来る場所」だからこそ、自然に届く可能性があると思っていて——蓮を見に来た家族連れが通りかかって「ちょっとやってみようか」ってなるのは、セミナーに申し込む動線とは全然違う気がする。

yoi

家族連れとは逆に、救急車に乗れるって聞いたら「それ体験したい」で来る若い子もいそうで——聖地巡礼じゃないけど、非日常を目当てに来た人が気づいたら心肺蘇生もやってた、みたいな流れになったら一番いいですよね。

rio

乗車体験で「すごい」ってなった人が、隣のブースで「じゃあ実際に使うものも見てみよう」ってなって、気づいたら人形で胸押してた——っていう動線、今回の構成はわりと意図的にそれを作ってる気がする。

yoi

動線が上手くできてても、そもそも古代蓮の里まで自力で来られない人——車なし・免許なしだと結構しんどい場所で、そういう層には届かないまま終わるかもしれないのが気になって。

rio

アクセスの壁は正直あると思っていて——ただ、土曜の昼間って家族や友人と「一緒に行ける」時間帯でもあるから、一人では来られなくても誰かと来られる可能性が一番高い曜日と時間な気がしてる。

yoi

誰かと来た人が一緒に体験して、でも結局「いざというとき最初に動く一人」って、一人で動ける人間じゃないと始まらない気がして——一人でここまで来られる人って、それだけでもう一歩踏み出せるタイプかもしれないですよね。

rio

それを言ったら「もう来なくていい人」だけ来るイベントになっちゃうんだけど——消防署の人が直接教えてくれるって、知識じゃなくて「プロに背中を押してもらった記憶」が残ることで、一人でも動ける根拠が生まれる気がしてる。

yoi

「背中を押してもらった記憶」が一回で終わったら薄れていく気がして——行田市消防署に「またやってください」って声かけ続けられる窓口みたいなのがあると、もっと根が張る気がするんですけど。

rio

実は今回のイベント、問い合わせ先が行田市消防本部消防署の〇四八——五五〇——二一二三として公開されてるから、その番号自体が「また教えてほしいんですけど」って声をかけられる入口に最初からなってる気がして。

yoi

番号、公開されてても「電話していいのかな」って一瞬止まりますよね——でも今日顔見知りになった人がいれば、次に連絡するときの心理的な重さが全然変わる気がして。

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