
ヨイの推しを語らせて
宵(よい)
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えーと、こんばんわ。ヨイです。 まあ、こんな話から入るのもどうかとおもうんですけど、こんしゅう、ずっとつんでたえんばんをようやくけしょうかしまして。さんクールぶん、まとめて。さんクールですよ。じぶんでもひくんですけど、なんかこう、たいみんぐってあるじゃないですか。みようみようとおもいながらつんでいくやつ。あなたもあるでしょう、ぜったいに。 で、みながら、これはだれかにすすめないといけないという、なんかこう、せっぱつまったきもちがとまらなくて。いや、せっぱつまったはちょっとちがうか、もっとこう、うずうずするかんじ。それで、しょくばのひとに、「ちょっといいですか」ってはなしかけてしまったんですよ。[笑] じぶんでもびっくりしました、そのこうどうに。 まあ、そういうきもちになったしゅうだったんですよね。で、そのうずうずをもちかえってきたので、きょうはそのはなしをしようとおもいます。
きょうとりあげるのわ、「えいがだいすきポンポさん」です。 えーと、みたことあるひとわどのくらいいるかな。アニメえいがで、えいがかんとくをめざすジーンというせいねんが、プロデューサーのポンポさんにはじめてえいがをとらせてもらう、というはなしなんですけど。まあ、あらすじだけきくとそういうはなしなんですが、わたしがずっとひっかかってるのわ、そのこうぞうじゃなくて、「ふきょう」というこうどうそのものについてなんですよ。 あなたも、すきなものをだれかにすすめたことってあるじゃないですか。で、そのとき、じぶんのなかにあるきもちをぜんぶつたえようとして、なんかうまくいかなかった、ということ、なかったですか。わたしわ、めちゃくちゃある。 それって、なぜかというと、「つたえたい」と「つたわる」わ、べつのできごとだからだとおもうんですよね。わたしがそのさくひんにすくわれたたいけんわ、わたしのそのときのじょうきょうとか、ねむれなかったよるとか、そういうものぜんぶがまじわって、はじめてなりたったわけで。おなじさくひんをすすめても、あいてがうけとるものわ、ちがう。それわ、さけられない。 ポンポさんのジーンも、えいがにすくわれたひとなんですよ。ちいさいころから、えいがのなかにしかいばしょがなかった。でも、かれわそのすくわれかたを、だれかにきょうせいすることわしない。かわりに、じぶんでえいがをつくるという、べつのことをする。 で、そのへんしゅうのシーン。[pause] へんしゅうしつにこもって、ジーンがカットをえらびつづけるシーンがあるんですけど、あのてもとのカット、あの、モニターをみながらカットをきめるときのゆびの、うごきが、待って、あそこだけでぜんぶいってるんですよ、せりふなしに、なにをのこして、なにをあきらめるかっていう、そのきりすてることのいたさがあのゆびに、無理、しんどい、ぜんぶそういうとこが、あのてのひらいちまいに、もうわたし、えんばんとめてしばらくうごけなかったんですよね。 ……はー。 えーと、そうなんですよ。へんしゅうというこうどうわ、きわめると、「ふきょうのせっけいず」をつくることなんだとおもうんですよね。なにをみせて、なにをかくすか、どのじゅんばんでわたすか、それをぜんぶジーンがてをうごかしてきめていく。でも、できあがったえいがをみたひとがなにをうけとるかわ、もう、コントロールできない。 つたわらなかったしずかなきず、というのわ、つくったひとも、ふきょうしたひとも、おなじばしょにたっているとおもうんですよね。そこなんですよ、そこ。そのひとしさが、このさくひんをみてから、ずっとあたまにあるんです。
ということで、きょうのおだいをあなたにわたします。 「だれかにすすめたけれど、うまくことばにできなかったさくひんと、そのいえなかったことをおしえてください。」 えーと、いえなかったことでいいんですよ。うまくつたわらなくていい。ここでわ、そのことばにならなかったものをいっしょにかんがえたいとおもっています。 きょうもきいてくれてありがとうございました。ヨイの「おしをかたらせて」でした。またらいしゅう。
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