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EPISODE· 2026年7月28日

#35 DIYで親子の距離が縮まる?

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#35 DIYで親子の距離が縮まる?

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yoi

グッズを飾る棚が市販品だとどうしてもしっくりこなくて、だったら作ろうって——そこで初めて「作る」が手段じゃなくて目的になった気がします。

rio

「作ること」って、そもそも暮らしの中で誰がやるかって話とすごく地続きだなとぼくは思っていて——今日「男女共同参画」って冠がついてるのも、そこと無関係じゃないんじゃないかな。宵さんが「作ろう」って思えたのって、何かきっかけがあったんですか?

yoi

きっかけはほんとにグッズなんですけど、ホームセンターに木材買いに行ったら店員さんにちょっと驚かれて——「あ、そういうもんなんだ」って逆に気づいた感じがしました。

rio

その「驚かれた」って反応自体が、作ることと性別がまだ無意識でくっついてる証拠だとぼくは思うんだけど——だからこそカインズの店員さんが直接教えるっていう今日の設計、「男女共同参画」って冠をわざわざつける意味、宵さんはどう読みます?

yoi

最初に聞いた時「なんでホームセンター?」ってなったんですけど、あの店員さんに驚かれた瞬間を思い出したら——あ、むしろここからじゃないとって腑に落ちました。

rio

「作る現場」を持ってる人が教える、「来やすい場所」を行政が用意する——その分業、けっこう理にかなってるとぼくは思う。宵さん、そもそもヴィヴァぎょうだって実際どんな場所か知ってました?

yoi

小学生のころ、正直「ヴィヴァぎょうだ」って名前は知ってたけど中に何があるかは全然わからなかったです——でも行政の場所でカインズが教えるって、その組み合わせのほうが逆に「来ていいんだ」ってなりやすい気がする。

rio

その「来ていいんだ」って感覚、親子十組・千円・二時間っていう数字がちゃんと担保してると思っていて——小さく絞ることで「試しに来る」がしやすくなる設計だとぼくは読んでる。

yoi

二時間って、長すぎず短すぎずで一番「ちょうどいい」な——一時間だと焦るし、半日だと覚悟いるし、子どもが飽きる前に「できた」で終われる時間だと思います。

rio

千円って「払ったからちゃんとやろう」と「まあ失敗しても惜しくない」がちょうど交差する金額で、十組っていう絞り方も「自分の番が来る」密度を保つための数字だとぼくは思う。

yoi

グッズ棚って最初は「このフィギュアを飾りたい」だけで作ったのに、気づいたら本を置いてたりするんですよね——最初から「変わる前提」で設計するって、むしろそっちのほうが正直じゃないですか?

rio

その「変わる前提」って言葉、今日作る椅子のサイズ——幅三十三・八センチ、奥行き十九センチ、高さ五十センチ——を見ると腑に落ちて、踏み台にも本棚にもなれる絶妙な寸法を行政が最初から選んでる、これは「正解を渡さない」という設計の意思だとぼくは思う。

yoi

わたしも最初、棚の寸法をネットで調べまくって——「正しい高さ」が決まらなくて木材を買いに行けなかった時期があって、親子でその「最初の失敗」ごと持ち帰れるのはすごくいいと思います。

rio

ひととき保育で子どもを預けて参加できるって、「失敗しても大丈夫」の前にまず「来られる」を確保する設計で——七月二十五日という締切は、来たい親を当日ギリギリまで迷わせないためだとぼくは見てる。

yoi

わたしも棚の天板、寸法メモしたつもりが縦横を逆に切っちゃって——それで木材を一枚無駄にしてから、「失敗ごと持ち帰る」ってけっこう本当のことだって身に染みました。

rio

その失敗を「次の木材買い直してきます」じゃなくてその場で講師に聞けるのが現場の強みで、十組って絞り方はその「一人ひとりに手が届く」密度を守るための数字だとぼくは思う。

yoi

十組って「ちゃんと見てもらえる人数」なんだけど、じゃあ十一組目になった人はどうなるんだろうって——絞ることの良さを話してきたぶん、そこが今ちょっと引っかかりました。

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