
ヨイの推しを語らせて
宵(よい)
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えーと、きょう、ちゅうもんしてたえんばんがとどいたんですよ。やっとというか、まあ、おくれてたやつで。とどいたしゅんかんわ、うれしいというよりさきに、「あ、これどこにおくんだ」ってきもちがまさってしまって。へやのなかみたら、もうたなわぜんぜんあいてないんですよね。でね、しばらくゆかにつんでたんですけど、それってもうたなじゃないじゃないですか。ゆかつみわゆかつみであって、しゅうのうとわよばないというか。まあでも、かわないってせんたくわないので。かいつづけますけどね。どこかにはいります、きっと。ということで、きょうもはじまります。ヨイのおしをかたらせて。
きょうわいただいたおだいで、「すきなものをかたれないふんいき」っていうのをもらって、これがね、まあ、わかるというか。わたしにもあるんですよ、あ、ここではだまっておこうって、むねのなかでひっそりドアをしめるしゅんかんが。たとえばね、だれかがなんとなくアニメのはなしをして、でもそのひとのなかのアニメってあくまでもはなしのタネで、わたしがもってるおもさとぜんぜんちがうなって、ちいさくきづいたとき。そこでせっかんをとめる、あのしずけさ。「かたれない」っていうよりわ、「かたらないことをえらぶ」にちかいんですよね。じぶんのねつりょうをまもるための、のうどうてきなしずけさ、みたいな。で、そのはなしをしようとおもったときに、あたまにうかんだのがヒョウカで。[pause] コテンブシリーズのやつ。フクベオウタロウっていうしゅじんこうがいるんですけど、かれのざっくりしたキャラクター、あなたもしってるかもしれない。「やらなくていいことわやらない、できるだけなにもしたくない」っていう、しょうエネしゅぎのこうこうせい。でもわたしおもうんですけど、あれって、むきりょくとかだれてるとかじゃなくて、「ださないことをえらんでいるひと」のはなしなんですよね。ものすごくいしきてきに、しずかにいることをえらんでいる。そののうどうてきなしずけさが、さっきいったおだいのはなしとかさなって、すごくすきなんですよ、このさくひんが。でね、わたしがとくにすきなのが、いちわのエルのシーン。エルってヒョウカのヒロインで、「わたし、きになります!」っていうのがくちぐせのこで、これがほんとにまっすぐで、ねつりょうのぜんぶをぶつけてくるタイプのこなんですよ。で、エルがそのせりふをいって、オウタロウのほうをみるじゃないですか。あのシーンで、オウタロウがエルのめをみて、なにもいわないいちにびょうか、にびょうかのあの「ま」が、もう、待って無理しんどい、あのまなんなの、なんで目でそんなに語れるの、しんどいそういうとこがずるい、あのカット、あのかおのうごきとまのじゅうりょうが、セリフじゃないぶんだけぜんぶきて、[pause] エルのねつりょうがおおきければおおきいほど、だまってるオウタロウがわのじゅうりょうもふえてくしくみになってて、もう。……はー。えっと、そのですね、「こたえない」じゃなくて「まだこたえることをえらばない」ひとが、どんなまで、どんなかおでそこにいるか、を、あのいちにびょうのカットにいれてきてて、それがわたしはすきなんですよ。かたれないんじゃなくて、かたるあいてとばしょをえらんでいる。おだいでもらった「ばをよんでだまることをおぼえたしゅんかん」って、かなしいだけじゃなくて、じぶんのねつりょうをまもるための、ちゃんとしたこうどうだとおもうんですよね。そのしずけさはよわさじゃない、ってヒョウカのオウタロウをみてるといつもおもって。……とうとい。
きょうのおだい、おかえしします。「あなたがだまってかえったことがあるかいわ、なんのはなしをしてたとき?」アニメじゃなくていいし、むずかしくかんがえなくていいです。なんでもいい。あなたがもってるはなしをきかせてください。ヨイのおしをかたらせて、またらいしゅう。
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