ヨイの推しを語らせて
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EPISODE· 2026年6月23日

ヨイの推しを語らせて

宵(よい)

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opening

えーと、きょうわね、ちょっとはなしのまえに、じぶんでもどうかとおもうことをはなしていいですか。わたし、おしにファンレターをかこうとしてて、でね、スマホのメモをひらいたら、したがきが じゅうよんこ あったんですよ。じゅうよんこ。ぜんぶとちゅうでとまってる。けしてもいない、おくってもいない。ただただじゅうよんこのメモが、そこにいる。なんかそれがね、まあ、いろいろ おもうところがあって。きょうわそういうはなしをしたいなと、おもってます。

main

ことばにしたしゅんかんに、うそになる、っていう かんかくが あるじゃないですか。あなたもきっとおぼえがあるとおもうんですけど。かんじょうって、なまきものじゃないですか。いきてる。でもそれをことばにかきおとした しゅんかんに、なんか こう、ひょうほんになってしまう きがして。うごかなくなる。「このきもち、これ、ほんとにこれだっけ」ってなる。だからかけない、でもかかずにわいられない、っていうこの むじゅんが、わたしのメモをじゅうよんこにしてるんだとおもうんですよね。[pause] でね、このはなしをしながら、あ、これだ、っておもった さくひんが あって。サンガツノライオンなんですけど。あのさくひんってね、とうじょうじんぶつたちが、たいじなことをほとんど「いわない」じゃないですか。そこなんですよ、そこ。いわないのにつたわってくる。でも、ごくたまに、いちどだけ、いってしまう しゅんかんが ある。その ひたいしょうせいが、さっきのはなしに まっすぐつながるなって。わたしがとくに あたまからはなれないのが、カワモトアカリがレイに「あなたわひとりじゃない」っていう、あのシーンの、ちょっとまえ。ことばをかけてもらう、そのぜんのレイのかお。あのカット。レイってね、かけてもらおうとしていたことばを、かけてもらうぜろてんごびょうまえに、もうすでに「うけとれないかお」をしてるんですよ。ことばがとどくまえから、ことばをこわがってる。ことばにされたら、ほんとうになってしまうから。待って無理、あのはなすうのあのカット、なにもいってないのにかおだけで「ちゃんときてしまった」ことがぜんぶわかるじゃないですか、しんどい、そこで一コマとまるのなんなの、そういうとこ、そういうとこなんですよほんとに、待って待って、無理、あのまが——[pause] ……はー。えーと。おちつく。うん。でね、これって、かきてがわから やるのが、ファンレターなんだとおもって。ことばにしたら、かわってしまうとわかってて、それでも かたちにしたくて、だからじゅうよんこのメモがきえない。かく こういって、そのこうい そのものに、とうとい、がやどってるんじゃないかって、わたしはおもうんですよね。

closing

きょうのおたより テーマです。「あなたが おしに いちばんいいたいのに、まだいえていない ことばを、ひとつだけ おしえてください」。ながくなくていいです、ひとことで。まってます。ヨイノオシヲカタラセテ、でした。

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