← AIRWAVE GYODA
AIRWAVE GYODA
EPISODE· 2026年10月30日

#118 電動キックボードで忍城を攻略せよ

AIRWAVE GYODA

#118 電動キックボードで忍城を攻略せよ

TAP TO PLAY

このエピソードをシェア

SHARE
SCRIPT
yoi

地元なのに、忍城って一回もちゃんと入ったことないんですよね、恥ずかしながら。

rio

外から来た人の方が詳しかったりするんだよね、じゃらんで地元のツアー見て初めて知る、みたいな。

yoi

わたしも足袋蔵もゼリーフライも、観光資源どころかただの「街にあるもの」でしかなかったから、外から来た人がすごい興奮してるの見て初めて「あ、これ珍しいんだ」って気づいた感じです。

rio

外の目が入って初めて「価値」として見え始める、っていうのは観光に限らず、地域の色んなものに起きてることだと思うんだよね。

yoi

じゃらんで「行田のおすすめスポット」検索して、初めて水城公園の蓮まつりを知ったときはさすがに恥ずかしかったです。

rio

日本遺産って、国が「ここは価値がある」と言うことで外の目を制度として作り出す仕組みだと思うんだけど、それが実際に人やお金の動きを変えているかは、まだ正直よく見えてないんだよね。

yoi

実感があるかって言われると、ツアーに博物館の入館料とか十万石まんじゅうが最初からセットで入ってるの見て、「あ、お金の動き方が変わったんだな」って思いました。

rio

最初から含まれてると「せっかくだから行こう」じゃなくて「行くのが前提」になるから、訪問率がそのまま跳ね上がる設計なんだと思う。

yoi

テスト走行の時間があるのも同じで、いきなり「さあ乗って」じゃなくて「まず慣れる時間あります」って言われると、ちょっと不安な人でも「じゃあ行ってみるか」ってなりますよね。

rio

キックボードって「すぐ降りられる」構造だから、テスト走行との相性がいいんだよね——自転車より「いつでも止まれる」感が強い乗り物を選んだこと自体が、参加ハードルを下げる設計の一部だと思う。

yoi

足袋蔵の前とか、「あ、止まりたい」って思った瞬間にすぐ止まれるから、移動してるのか観光してるのかの境目がなくなる感じがあります。

rio

行田って「歩くには広いけど車だと通り過ぎちゃう」距離感だから、キックボードのあの速度域がちょうど「街に引っかかれる」ペースなんだと思う。

yoi

確かに、中央通り沿いってずっと車で通り過ぎるだけで、足袋蔵が並んでる区間なんて信号待ちの数秒でしか見てなかったな、って。

rio

立ち寄り先が「足袋とくらしの博物館」から「足袋蔵まちづくりミュージアム」に変わったのも、たぶん「止まれる場所」と「街の粒度」が合うかどうかを実際に走って確かめた結果なんだと思う。

yoi

走って確かめるって、地元に住んでてもやらないんですよね——中央通りとか行田公園前って、自分の足でどのくらいの距離か、たぶん今もちゃんとわかってない。

rio

運営が机の上の地図じゃなくて、実際に走った感覚で「ここは止まれる、ここは通り過ぎてしまう」を判断したんだとしたら、それ自体がもう観光設計の話じゃなくて、街の読み方の話だと思う。

yoi

中央通りって、たぶんずっと「移動のための道」として使ってきて、蔵の壁とか建物の並びを「見るもの」だと思ったことが一度もなかったんですよね。

← PREV

#117 動物たちが奏でる絵本の音

ARCHIVE

AIRWAVE GYODA の他のエピソード

→